電動車いす事故の実態の対策
電動車いすの提案には責任が伴うため、ためらう企業様もあると思います。弊社では、そんな不安を安心変えていただく努力と工夫を怠りません。顕在化している問題はふたつ、「A.製品起因の疑い」については定期メンテナンスによる対策と、「B.製品起因ではない」についてはヒューマンエラーが予想され、それを解決するために「安全運転指導員」の取得を徹底しております。
電動車いすの事故(グラフ赤が対象)
消安法公表の福祉用具重大事故件数 平成19年5月14日~平成24年12月31日
傾向と対策を考える
A.製品起因の疑いとB.製品起因ではない問題。これらの対策をどのように実施するかがプロショップには求められます。
A.製品起因の疑いの対応製品対策(安全性向上)
- ・不具合(故障)のリスク軽減
- ・適切な消耗品の交換
- ・製品対策→メーカー
B.製品起因ではないの対応ヒューマンエラー対策
- ・生活様式に合った車種を選定
- ・利用環境に合わせた運転指導
- ・取扱い状況の確認
電動車いすは外出困難な方々の自立支援にお役立ていただいている一方で、交通事故を含めた重大事故も多く見受けられます。貸与事業者にとっては、導入時のきちんとした適合確認・安全指導や導入後(ご利用中)のフォロー・確認が求められています。